中小企業診断士への挑戦

2018年 中小企業診断士試験の一次試験合格、二次試験不合格となった人が、2019年合格に向け挑戦する日々を記録するブログ。

2018年度の振り返り 二次試験編 その②

こんにちは、tateです。


 前回は、一次試験合格〜二時試験までの過ごし方についてご紹介しましたが、今回は何故私は二次試験に落ちたのか、自分なりの考察をしていきたいと思います。


 二次試験対策として通った予備校では、二次試験の解法や、必要とされる知識について学びました。非常に分かりやすく、独学者に比べれば割と早い段階で、過去問演習できる水準に達したと思います。


 ただ、前回少し述べましたが、事例Ⅳ(財務会計)に関しては別でした。一次試験得点を見ても分かる通り、もともと財務会計は不得意です。ですが、予備校には割と財務会計を得意とする人が多く、またその方々が「二次試験の財務会計は一次より簡単だ」と仰っていたことを受け、あろうことか「そんなに勉強しなくても、財務会計は通るんだ」「得点調整がなされ、事例Ⅳではあまり差をつけない様になっているんだ」と、自分の都合のいい様に捉え、財務会計の勉強自体を怠っていました。


NPVは捨て、経営分析も各指標の中で目立つものをサッと書く。CVPとCFのみコツコツやってましたが、機械的に解いているだけで、解答・解説の理解もろくにしていない状態でした。


そして迎えた二次試験当日。事例Ⅲを解いた時には、すでに試験を終えた感覚でした。


はい、得点調整の入るⅣが来ます。


問題用紙を開け、分かる問題をポコポコ埋めていき、分からない問題は本当に適当に解いて終わりました。緊張のカケラもなく、本当に適当に…。


試験が終わり、予備校の模範解答で自己採点しましたが、30点+αというところ。


流石に不安になる。

…と、得点調整が…。


予備校の解答解説講義に出る。講師が「経営分析のできない中小企業診断士は、中小企業診断士失格です」と言っているのを聞き「う…受かってから勉強するもん」と心の中で言い訳し…そして月日が流れ…


合格発表の日。

勤務中でしたが、10:00になって直ぐに合格者発表のページを開き、コントロールF押して、自分の受験番号を入力してエンターを押す。


一致無し


…まぁ、そっか。あんなこと(事例Ⅳ)やったんだ。勿論不合格だよな。

それにしてもこの「一致無し」って、無情だな…。

(今だから勿論不合格と言えますが、結果発表前までは結構本気で「得点調整次第じゃホントに合格してる可能性あるよな」と考えてました。なお、よく「自信ありそうな感じですね」と周りの人から言われましたが、決して自信があった訳ではなく、今何を考えても得点は変わらないと開き直っていたのです笑)


バクバクする心臓を閉じ込めるかの様に合格者発表ページのウィンドウを消して、努めて普段の表情で、仕事に戻りました。





…と二次試験を振り返り、敗因は財務会計に有りと考えてはおりますが、Ⅰ〜Ⅲも私が自覚できていない間違った解答の方向性の立て方・癖があるかもしれません。まだランクや得点開示の結果は届いていませんが、それらを見ながら今後の勉強方針を修正していきたいと思います。

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